アニメ版:ULTRAMAN 再放送開始 #空想科学
ウルトラマンの放送当時
みんな疑問に思わなかった?
なぜ、科学特捜隊の人たちは、ハヤタがウルトラマンだと気が付かないのだろう?って。
みんな、お馬鹿なのか?って。
アニメ版は、そんなウルトラマンが活躍していた時代から数十年後のお話だ。
ウルトラマンがゼットンに破れて、ウルトラマンとハヤタが死んでしまった。ゾフィーが持ってきた「命」を貰って蘇生したウルトラマンは、ハヤタを捨てて、自分だけ蘇生するなんて出来ない。ハヤタはボクが起こした事故でこうなったんだから(ウルトラマンと同化した)。ゾフィーは、実は「命」をもう一つ持ってきた。とハヤタも蘇生させる。ウルトラマンはひかりの国へ帰っていき、ハヤタは普通の地球人として生活しはじめる。
(初期ウルトラマン最終回の再現は、ブログ主の記憶に基づいているので、不正確かも知れません)
この一回死んじゃったときに、ハヤタからウルトラマンであった記憶がなくなってしまった。
そして現在(未来?)ハヤタは、防衛大臣になっている。適任じゃないか。
ある日、ハヤタは、息子を連れて科特隊記念館に行く。
科特隊とウルトラマンの活躍を展示している記念館だ。
息子は小学校低学年? 防衛大臣の息子にしては幼いが、「遅くなって出来た子」という設定だ。父が科特隊にいたことを知っており、もちろん、ウルトラマンの大ファンだ。
そんなころ、ハヤタは夢を見る。
ボクは科特隊員として、ウルトラマンと共に、多くの怪獣や宇宙人と闘ってきた。
記念館にも、闘っているウルトラマンのジオラマがあった。
でも、ボクは、ウルトラマンを見た記憶がない。
忘れたんじゃ無い。見たことが無いんだ。
科特隊だったのに・・・
良い子のみんなは、もう気が付いているよね。
ハヤタがウルトラマンだったから、ウルトラマンが闘っているときハヤタはいない。だから、ハヤタは、ウルトラマンが闘っている姿を見ることが出来なかったんだ。
ハヤタは、イデを呼び出して、悩みを打ち明ける。
ハヤタは、自分にはコンクリートを簡単にぶち壊してしまうようなパワーがあることには気づいていた。息子にも、似たような能力があることも。
イデがハヤタを記念館の地下に案内する。
そこでは、科特隊日本支部が活動していた。記念館はカムフラージュだったのだ。
ゼットンとの戦いの後、セブンやジャックの活躍は無視して、平穏な地球だったが、半年前から、新しい外敵が地球に来襲していることを科特隊は察知していた。
科特隊が、調査・探索という地味な業務から、宇宙人と闘う実戦のステージに、本来の姿に復帰するタイミングだった。ただ、科特隊の科学力では、新しい敵に勝てそうも無い。
イデは、かつての科特隊メンバーであるハヤタに協力を求める。急な展開に混乱するハヤタ。
そんなハヤタに、ハヤタがパトロール中にウルトラマンが操縦する宇宙船と激突した記憶がフラッシュバックする。
ハヤタ「おれがウルトラマンだったのか」
イデ「知っていたよ。科特隊のみんなもな」
科特隊のみんなは、馬鹿じゃ無かったんだね。ヨカッタ。ヨカッタ。
ウルトラマンの力を引き継いでいると言っても、所詮は地球人。巨大化も出来ないし、スペシウム光線も使えない。
肉体は頑強で、力も強いが、それだけだ。とんでもなく強いプロレスラー程度のものだ。
科特隊は、ハヤタのためにプラグスーツを用意していた。身体の防御力を高めると共に、各種の武器を装備している。
それから10年間、ハヤタはプラグスーツを身にまとって、新しいウルトラマンとして、外敵と戦い続けてきたが、決着は付いていなかった。
10年後、ハヤタの息子は、子どものころから気づいていた特殊な力を制御しながら成長し、高校生になっていた。
科特隊は、息子のためにもプラグスーツを用意していた・・・(ココまでで、第2話の途中です。あとは、みんな再放送で楽しんでね)