持病 #本態性振戦
持病があります。
本態性振戦と診断されています。
耳慣れない言葉だと思います。
本態性と振戦に分割できます。
皆さんも、神経性胃炎という病気は聞いたことがあるでしょう。コレも、神経性と胃炎に分割できます。
胃炎は、胃に炎症がある。という病気の症状そのものですね。
神経性とは、その原因が神経にある、ストレスにある。という原因を表しています。
本態性振戦も同様です。
振戦とは、震えがある。という意味だそうです。
実際、手指が震えます。手指だけでなく、全身どこでも震えるのですが、特に目立つのが手指です。
現状、箸を持って食事をすることに困難はありませんが、一時期、困難だったこともあります。
文字を書くと小学校低学年のような幼稚な文字になります。あと「止め」の部分が止まらずに、逆にスピードを増して長い線になることもあります。
最悪なのは、枠内に小さな文字で書き込まなければならないときです。
銀行や役所の提出書類は鬼門です。
(分かる人には分かる)法テラスの国選報告書は最悪です。
ブログを書いていることから分かるように、現状、キーボードを打つことは、ほぼ問題ありません。ブラインドタッチできます。速度もそれなりです。
これも体調の悪いときは、意識して、このキーを押そう。としても、手が震えて隣のキーを打ってしまうこともありました。
振戦については、とりあえず、こんなところで、
次は、本態性です。
これは病気の原因を表す用語になります。
結論から言うと「原因不明」のときに使う医学用語だそうです。
原因が分からないと不安ですよね。
原因が分からないと、原因を除去するという治療ができません。
症状を和らげる対処療法しかありません。ここ数年、振戦を抑える効果がある、という投薬を飲み続けていました。
それでも、相変わらず手が震えます。でも箸で食事が出来たり、キーボードをお普通に打てたりするのは、その薬のおかげかも知れません。違うかも知れません。
でも、本態性と診断されて、すこし安心した部分もあります。
原因不明で安心するなんて、おかしいじゃないか。そのとおりです。
同じように振戦の症状がでる病気として、パーキンソン病があります。
本態性と診断されたことで、パーキンソン病が否定されたことになります。
それが安心の正体です。
本態性振戦と診断されたときに、ネットでいろいろ調べました。
ぼくの症状は、ほぼ的確に本態性振戦に合致していました。それで、その診断結果を信用したのです。
本態性振戦は原因不明だと言いましたが、医学が進歩し、脳のある部分に問題があり、そこに集中的に刺激を与えることで、ほぼ完治に近い状態になることが分かってきました。
その治療法が厚労省に認可されて、健康保険の対象になりました。去年のことです。
という情報が入ってきました。
そこで、本態性振戦の診断を下した主治医に相談したところ、主治医は振戦の専門医ではなく、他の病気で定期通院している「ついで」に本態性振戦の診断を下したので、その情報は知りませんでした。
次回までに調べておきます。ということで、先週、その分野の第一人者と思われる医師に紹介状を書いてくれました。その専門医に予約をいれようとしています。←イマココ
これを機会に、パーキンソン病について、少し調べてみました。
あら不思議。
本態性振戦で調べたときに、自分の症状にピッタリ適合するから、自分は本態性振戦に違いない。と思ったのですが、ほぼそれと同じくらい、パーキンソン病にも合致するのです。
専門医に予約を取って、診断を待つしか無さそうです。