見積書詐欺

叔父さんの相続処理も終了目前

ただ叔父さんの家の解体が残っている。

叔父さんは、お姉さん(ボクから見て叔母さん)の敷地内に、一人用の小さな家を建てて住んでいた。未登記だったらしい。

古くなったし、叔父さんが汚し放題(とくにタバコ)だったので、再利用もできないので、叔父さんの遺産を使って解体し、敷地を叔母さんに返すことに。

 

webで見積業者を探して、近隣の解体業者2社から、見積もりを出して貰った。

 

A社:金額的に高い。

アスベスト使用しているので、アスベスト処理代は別途加算と注記がある。

 

B社:金額的に安い。

屋根、天井アスベスト処理費用を含む。と書いてある。

 

見積書を見ただけでは、B社の圧勝。

でも、安いと仕事が悪い場合がある。

見積業者に問い合わせたら、うちでも何回か紹介させて貰って、仕事はちゃんとしている。との口頭での保証を得たので、B社を選んだ。

 

解体工事は、B社の都合もあり来年になるが、契約書が届いた。こっちが署名押印して送り返すように準備されている。

送付書に、壁にアスベストがあるので、その費用として10万円ほど見積額より高くなるので、宜しく。と書いてある。

工事の途中で、突発的な事態が発生して、工事費が高くなるのはやむを得ない。許す。

実は、追加工事はある程度予想されていたので、事前に約30万円ほど、予備費を計上しておいた。

 

でも、今回は、工事前から、追加工事があるとの予告だ。

見積書には、屋根、天井のアスベストは含まれているが、壁は含まれていない。という屁理屈だ。


でも、壁にアスベストがあるのが分かっていたなら、当然、見積書に入れ込まなければならない。

だが、B社は、分かっていたのに、わざと見積から除外したのだ。受注を受けるため、少しでも安い見積書を作成したかったのだろう。

これは、一種の詐欺行為である。

 

みなさんご承知と思うが、ぼくは、こういうやり口が大嫌いだ。

頭から蒸気が出ている。

でも、ここで喧嘩して、10万円を値切って、下手な工事をされたら困る。
解体工事だから、新築工事とは違うが、対象がアスベストだ。

雑に扱われてアスベストの粉じんを撒き散らかされても、迷惑だ。

ここは、大人しく10万円を払うことにして、気持ちよく工事をして貰おう、と思っている。

 

B社に、10万円を追加で払っても、A社(のアスベスト別途の見積額)より断然安いのが魅力なのだ。

 

戦いは、工事が終わってからだ。

 

契約代金は、事前に半金支払い。工事後に半金プラス追加料金の支払だ。

前金半金は送金しようと思う。

問題は、工事後の代金だ。

① 1円も払わず、追加料金を撤回するまで半金も支払わない。

② 半金は払うが、追加料金は払わない。

いずれにしろ、裁判するならしてみろ。こっちは本人訴訟で受けて立つ。向こうは、弁護士に依頼するだけで費用倒れだろう。

交渉で落着させるなら①だが、ある程度まとまった金額なら訴訟をするかも知れない。それにしても、少額訴訟の範囲内だが。

②だと、たった10万円で訴訟まではやりたくないだろう。

 

③ 金は綺麗に支払って、別の方法で落とし前を付けて貰う。

解体業者は、都道府県知事への登録制になっている。

B社は、東京都と埼玉県に登録している(HPで調べた)。
工事が終わったら、都知事と県知事に、告発する。

都や県がどんな対応するかは、面倒なので、追跡調査はしないが。

このブログでも、B社ではなく、実名を公表する。

 

解体の見積業者にも、B社の実態を伝えて、こんな会社を紹介してると、御社のブランドに傷がつきますよ。と忠告する。

他に何か良い方法があったら、教えて下さい。