一晩明けて #りそな銀行 第三便の封書でもやっちまった件
それは速達で届いた。
中身は
①「相続書類のご案内」というタイトルの送付書
②「ご相続預金等のお振込について」というタイトルの「正確に書けよ」という注意喚起文書
③「お客さまの個人情報なんたら」という個人情報保護に関する書類
④「相続関係書類送付書」というタイトルで、ボクから銀行へ送り返すときの送付書
⑤「相続手続依頼書」という手続きの本体となる書類
⑥ ⑤の記入見本
⑦ 返信用封筒(料金受取人払)
というセットだった。
①の送付書の名義人は、第一便、第二便と同じ担当者だった。
①には付箋がついていて
木下信行様
先日は大変申し訳ございませんでした。
「ご案内」を再作成致しました。よろしくお願い致します。
東京相続センター 〇〇←担当者名
と「東京相続センター」がゴム印である以外は手書きで書かれていた。
小姑の嫁いびりではないが、ここでゴム印を使ってはダメですよ。そこも手書き。大した手間じゃないでしょうに。
さて、①「送付書」の本文はと言うと、一般的な挨拶は省略して
先日ご連絡いただきました相続手続きについて、必要書類を下記によりご案内いたします。お手数をおかけしますが、書類を取り揃えのうえ、ご郵送いただきますようお願い申し上げます。
とあり、一覧表の中に
相続手続依頼書
通帳・証書
と2種類(3種類?)の書類を送るように指示されていた。
一つ目は、セットの中の⑤だ。⑤に必要事項を記入して返送しろ。ということだろう。
通帳を送れ。というのは銀行として当然だろう。これには、なにも文句はない。
キャッシュカードは返送しなくて良いのかなあ。と思ったら、別の箇所に、カードは返送せずに、そっちでハサミを入れて処分してくれ。と書いてあった。それも良いだろう。早速ハサミで真っ二つにしてゴミ箱に入れた。
問題は「証書」だ。
おじさんは普通口座を持っていたが、投資信託のような証書が発行される取引はしていなかった。だから、送り返したくても、証書は最初から存在しない。銀行だって、重々承知の助で、ボクが記入するはずの「相続手続依頼書」に、おじさんの普通預金の口座名義、口座番号まで印刷されて、送ってきた。証書類のところは白紙だ。証書がないことは先刻ご存知な訳だ。
これが、ごく普通に流れた手続だったら、この程度のことはよくあることで、何も問題視なんかしやしない。
でも、担当者は、わざわざ付箋を付けて「ご案内」を再作成致しました。と言っている訳だ。
一般書式には不動文字で「証書」と入っているのだろうが、再作成するに際して、その部分は削除しなければダメでしょう。仕事に心がこもっていない証拠です。
大問題なのは「原本送れ」だ。
同じく①「相続書類のご案内」という送付書の下段に、「相続手続に関するご案内」という記載がある。その
備考(ご注意)という欄に
印鑑証明の有効期間は発行より6ケ月となります。
ご提出いただく書類は、原本をお送りいただきますようお願いいたします。(中略)
最寄りの弊社支店の窓口でもお受け付けできます。
と不動文字で書かれたママなんだな。
これも普通なら見逃すところだが、今回は、そうはいかない。
これを抹消せずに送ってきたのは、お客さまに対して大変失礼である以上に、手続としてもミスである。
原本の送付は不要である。とお互いに確認したうえで、送られてきた書類である。そこに、原本を送れと書いてあったら、お客さまは、どうしたらよいのか路頭に迷ってしまうではないか。
「ご案内」を再作成致しました。
という文面は一体何だったのか。ほとんど再作成しないで、不動文字のママではないか。
さらに、送られてきた7点セットを見る限り、こちらも送付書を付けなければならない。④返信用の送付書に、小さな文字で☆弊社に書類をお送りいただく際、本送付書を添えてお送り下さい☆と記載があり、黄色のマーカーで線が引いてある。
この④送付書にも、送付書類一覧を記入することになっていて、そこにも
相続手続依頼書
通帳・証書
と既に印刷されている。このまま返送すると、送付書の書類一覧に証書と書いてあるのに証書を送らないことになり、お客さまであるボクが嘘つきになってしまう。
銀行サイドとしても、送付書に証書と書いてあるのに、証書がない。紛失したか。探せ。と大問題になるはずである。問題にならなかったら、銀行の管理体制に問題ありということだ。
だから、ボクは、わざわざ「証書」を二本線で消して、訂正印を押さなければならなくなった。
誰のせいだ。もちろん担当の〇〇の仕事が中途半端だからだ。
振り返って考えると、①の書類に記載された「返送して欲しい書類」の中に④が記載されてないのは、矛盾じゃないのか。ここまで重箱の隅をつつく必要もないのだが。
とにかく、りそ〇銀行は、第三便でもやっちまったなあ。ってところだ。
叔父さんの相続処理 と 銀行対応のアホらしさ
叔父さんの相続処理も最終段階に入った。
・・・・・はずだった。
叔父さんは、分かる範囲で5つの銀行と取引があった。
取引支店は、いずれも叔父さんの自宅の近くで、公共交通機関で片道約2時間の距離だ。
各銀行に、電話で叔父さんが死去した事実を伝えて、口座を凍結して貰い、相続処理手続きに必要な書類を送って貰うことにした。内、3つはジモティな銀行なので、叔父さんの地元に行って手続きをしなければならないと覚悟を決めていた。
最初は5行とも、叔父さんの取引支店に行かなければならないと思い、銀行5行で手続きすると1日では無理だなあ。と悲観的になっていた。
ところが、5行の内、ゆうちょ銀行とり〇な銀行は、ボクの自宅の近くに支店がある。近くで出来ると良いなあ。3つなら1日で回れるなあ。
〇そな銀行は、いわゆる(赤・青・緑)3大メガバンクに次ぐ規模を持つ、大きな銀行だ。
相続手続き専用の「東京相続センター」(以下「センター」という)という部署があり、少なくとも東京近郊の相続案件の処理全般を取り扱っているようだ。
「センター」から必要書類が入った封書が届いた。
内容はごくごく普通のモノだ。
叔父さんが死亡したことが分かる書類やら、ボクが相続人であることが分かる書類やらを揃えて「センター」に送れ。というものだ。そして
不動文字の注記があった。
(注)ご提出いただく書類は、同封の返信用封筒を使用し、原本をお送りいただきますようお願いいたします。
お送りいただいた書類の原本は、弊社で写しを取らせていただいた後、返送させていただきます。
お手続きをお急ぎの場合には、最寄りの弊社支店の窓口までご持参いただきますようお願い申し上げます。
さらに手書きの注記があった。
「お手続きをお急ぎの場合には」の「に」「は」の間に、鉛筆書きで「^」マークが書き込まれ、その下に「又は、原本を即日ご返却ご希望の場合」と書き添えてあった。
ご丁寧なことである。有り難いことである。
ボクの場合、叔父さんの取引銀行が5行あるので、それぞれに原本を送って、送り返して貰っていたら、延々と日数がかかってしまう。
それを防止するために、戸籍類に関しては、法定相続情報証明制度を使って、証明書を5通取得した(本当は、予備を含めて6通)。
ただ、遺産分割協議書(遺産分割協議証明書)と印鑑証明書は、原本が各1通しかないので、いちいち送るなんてバカはやりたくない。
なんとか省略したい。そんなボクのために用意したような注意書きである。
飛んで火に入る夏の虫。
渡りに船。
ルパンに不二子。
つまり
「原本を即日ご返却ご希望の場合」と鉛筆書きがあり、「最寄りの弊社支店の窓口までご持参いただきますようお願い申し上げます。」と繋がる。
りそ〇銀行は、日本で4番目に大きな銀行だから、最寄り駅の駅前にも支店がある。
駅前支店で手続きが可能なら、そんな便利なことはない。
念のため「センター」に確認した上で、駅前支店に原本を持ち込んだ。
駅前支店には、恐らく「センター」に繋がっているモニターがあり、恐らく「センター」の担当者の顔が映っている。
支店側にもカメラがあって、向こうにもボクの姿が見えているのだろう。首掛け式のマイクを付けて会話が出来る。卓上カメラがあり、こちらが所持した書類を指定場所に置くと、先方で読むことが出来る。なんと便利な世の中になったモノよのう。
モニター越しに会話をし、卓上カメラで当方持参の遺産分割協議書(遺産分割協議証明書)と印鑑証明書原本を確認して貰い、遺漏がないということで、支店の店員が原本のコピーを取って、社内便で「センター」に送って貰うことになった。
やれやれ、ここまで順調だ。順調を上回る便利さだ。
さて、第一便で送られてきた書類によると、必要書類の原本を確認したら、次の段階として、相続手続きに必要な(当方が書き入れる)書類を送ってくる。と書かれている。それを待つとしよう。
数日後、りそ〇銀行から郵便が届いた。次段階の書類が来たか。よしよし。順調、順調。
開封してみると、あらビックリ!!
浦島太郎になったような気分であった。
封書に入っていたのは、第一便と同じもの。それも、遺産分割書と印鑑証明書の原本を送れ。というところに、黄色いマーカーで線まで引いてある。
映画や漫画じゃあるまいし、時が巻き戻ってしまったのか。念のため、相続関係書類のファイルを見る。そこには第一便が入っている。時間は巻き戻っていないようだ。
わざわざ支店でやった原本確認作業はなんだったのか。
第二便を見た感想は、これ以外にない。なんじゃこりゃ!
第二便には担当者の名前が書いてあった。り〇な銀行の「センター」に電話をして、担当者を呼び出した。
電話口に出た人は「担当者はただ今外出しております。1時間ほどで戻りますので、当方から折り返しお電話いたします。」との返事だった。
「念のため、管理番号をお伝えしておきますから、担当者にお伝え下さい」と電話を切った。
2時間ほど経っただろうか。担当者から電話がかかってきた。
「さきほどお電話をいただいたようで、ありがとうございます。どのようなご用件でしょうか」
「今日、〇そな銀行さんから書類が届きました。これは、どういう意味でしょうか?」
「はい。ご相続のお手続きを始めていただくための書類でございます。」
「この書類に『原本を送れ』のところにマーカーで線が引いてあるのは、どういう意味ですか」
「ご相続の手続きのために、原本をお送りいただいてご確認させていただいております」
「この書類もらうの2度目なんだけど、近くの支店でも原本確認できる。って書いてありますよね。もう、支店で原本確認したんですけど」
「左様でございますか。支店のほうに確認を取ってから、もう一度お電話させて頂いて宜しいでしょうか」
待つこと数十分。
「大変お待たせいたしました。支店に確認しましたところ、原本確認は済んでいると確認できました」
「第一便が届いて、支店で原本確認が出来ると書いてあったから、支店で原本確認すれば、原本を送る必要はないのですね。と確認してから、支店に行ったんですよ。その記録は残ってないんですか、支店でも原本確認した記録は残っているでしょう。なんのための管理番号なんですか?」
「支店から届いた書類の中、提出書類一覧に、コピーと記載がありましたので、原本確認してないものと誤解いたしました」
お!責任逃れの言い訳を始めやがったな。
これはお灸を据えて上げなければなるまい。
確かに、提出書類一覧の書面に、オイラはコピーって書いたよ。原本を「センター」に送るつもりは毛頭ないから、「センター」に送られるのはコピーになる。だから、わざわざ「コピー」各1通って付け加えたんだ。
でも、オイラは支店のモニター越しに「この書面にコピーって書いたけど、これは消さなくて良いの」と確認したよ。
そしたら、モニターさんは「そのままで結構です」と答えたんだよ。だから、そのまま「センター」に書類が届いたんだ。言い訳になってないぞ。
お灸を据えるには、上司にチクるのが一番だ。
「あなたでは話にならない。上司を出してくれ」
「承知しました。上司から連絡させますので、少々お待ち下さい」
また、待たされた。電話が鳴った。
「りそ〇銀行の東京相続センターの〇〇といいます。いま、状況の報告を受けました。この件に関しましては100%当行のミスでございます。誠に申し訳ございません。原本確認はできておりますので、すぐに、次の書類をお送りさせて頂きます。なにとぞご了解の程お願いします。」
「わかったけど、あなたは「センター」のどういう立場の人なの?」
「センターの責任者をしております」
こっちは上司を出せ。と言ったんだから、最初に
「自分が、担当〇〇の上司の〇〇でございます。この度は、部下の〇〇が・・・」と挨拶するのが普通じゃないのか。問われるまで地位も役職も述べずに、名前だけいうってのは、どうなのよ。万が一、担当の部下だったら洒落にならないぜ。
まあ「センター長?」が平謝りに謝ってきたのだから、ここは許して進ぜよう。
ただ、センター長には、一言だけ言っておいたよ。
第一便と出した担当者と、第二便を出した担当者は同一人物だ。この間に連絡ミスはありえない。ってね。
そのやりとりをしたの一昨日のことで、今日、速達で、りそ〇銀行から封書が届いたよ。第三便だ。
まだ開封してない。明日、じっくり見て進ぜよう。
ところでだ。
なぜ、〇そな銀行は、原本確認をしないと、次の手続き書類を送ってこないのか。第一便で一緒に送ってくれば良いではないか。
同じ叔父さんの相続処理で連絡を取った「きらぼし銀行」(旧都民銀行)は、第一便で、当方が記入する手続き書類を送ってきたよ。
うちの近くにきらぼし銀行の支店はないから、叔父さんの地元の支店に行かねばなるまい。池袋や新宿に行けば支店はあるだろうが、他の2行は本当にジモティーな銀行だから、どうせ1度は地元に行かねばならない。地元の支店で手続きする覚悟を決めていた。
だから、こっちも必要となる遺産分割書と印鑑証明書のコピーを地元支店に郵送し、遺漏がないか確かめておいて下さい。とお願いし、日時を決めて遺産分割書と印鑑証明書の原本を持って伺います。その場でコピーを取って下さい。と手続きを準備しておいた。
こちらが書き込むべき書類は、用紙を送ってくれたから、自宅で書いて準備して持っていくだけ。
昨日、ジモティに行ってきたけど、窓口に座って30分で手続き完了。つまり、原本確認する前に、〇そな銀行がいうところの必要書類(今回の第三便)を送ることは、全然可能なのだ。それが、ボクの手元にあれば、ひょひょひょいと記入して、駅前支店に持ち込んで、一緒に社内便で送って貰えたのに。
つぎ
仮に郵送できなくても、webからダウンロード出来るようにしてくれても良い。
郵送が得意なはずのゆうちょ銀行とも、叔父さんは取引があった。
郵便局なら、駅前支店に行くのと同程度の距離内に3店舗もある。その支店でできないかなあ?
webで調べたところ、webから支店で手続きをする登録をして、必要事項を記入し、遺産分割書と印鑑証明書の原本を持って支店に行けば、手続きが完了する。
事実、これも窓口は30分程度で手続き終了した。
手続きする支店は、ぼくの場合在住している埼玉県と指定するだけで良い。そうすると、埼玉県内の、どの郵便局でも手続きが可能なのだ。
さっき近所に3店舗あると書いたが、内1つは東京都になるから、そこは使わない注意が必要だが、些細なことだ。
郵便が専門のゆうちょでさえ、郵便を省略してweb手続きができるのだ。
なぜ、りそ〇銀行には出来ないのだろう。
あす第三便を開封してみて、また、文句があったら、ブログに書きます。
あと、このブログは、印刷して、第三便の返信に同封しようと思っています。
叔父さんの #相続処理と #本人確認
夏に亡くなった叔父さんの相続処理。
ようやく終結を迎えようとしている。
残っている主なものは、
1.ヤフーメールウイルスチェックサービスの解約
2.銀行3行の解約
の2つだ。
偶然、ボクは6ヶ月以内の自分の住民票を持っている。OKだ。
#赤いきつね #綠のたぬき
言わずと知れた国民的人気商品である。
綠のたぬきは、某都知事のニックネームに使われたせいでイメージダウンを受けたかも知れないが、現在も健気にスーパーマーケットの棚で自己主張している。
今日も西友で確認してきた。
赤いきつね=うどん
綠のたぬき=そば
である。
当たり前のように受け入れているが、それで良いのか?
なぜ「赤いきつね=うどん、綠のたぬき=そば」なのだろうか?
うどんとそばを逆転させてはならないのだろうか?
以下は、全くの私見である。妄想である。
異論反論もあろうが、受け付けない。
和風の麺類の代表は、そばと、うどんだ。
スーちゃんが宣伝していた素麺もあるが(「揖保の糸」は特定の会社の商品名ではなく、その地方の素麺の総称だ。例えるならば、博多ラーメンみたいなものか。ちょっと違うか。ひとつの会社ではなく、地方の素麺協会?が「揖保の糸」のCMを放送している珍しい例である。)、今日のところはご遠慮願おう。
具の代表は、油揚げと、天かすだ。
これを組み合わせると、4種類の麺類ができあがる。わかるよね。
「油揚げそば」「油揚げうどん」「天かすそば」「天かすうどん」
関東では、具に「油揚げ」を入れたモノを「きつね」と呼び、「天かす」を入れたモノを「たぬき」と呼ぶ。
「きつねうどん」「きつねそば」は、素うどんに味付けて煮込んだ「油揚げ」を投入したものである。
「河童に胡瓜」「鴨に葱」「豚に真珠」そして「狐には油揚げ」。
これが関東の常識だ。
(「鳶に油揚げ」じゃなかったっけ?両方ありだ)
だから「油揚げ」が入っている麺類は「きつね〇〇」と呼ぶのだ。
他方「たぬきそば」「たぬきうどん」は、素うどんに「天かす」を投入したモノだ。
残念ながら「狸に天かす」という言葉は聞いたことがない。
これは、ブログ主の私見だが、「狐と狸の化かし合い」とも言われ、狐と狸は人を騙すとされる点で共通する代表的なほ乳類である。(実際には、騙さないと思うが)
思うに、昔、そばやうどんの具として、油揚げ、天かすが、2大ヒット商品だったのではなかろうか。
(司法試験では、「思うに」と書き始めた段階で、その論文は不合格答案への入口にある。客観性を失うからだ。でもこのブログは最初から「私見」と宣言しているから、問題ない)
片や「油揚げ入り」には「きつね」と命名した。
もう一つの代表「天かす入り」は何と呼ぼうか?
あっちが「きつね」なら、こっちは「たぬき」でどうだろう。
そんな安易な命名だったのではなかろうか。
そんなこんなで、前記4種類の麺類は
「きつねそば」「きつねうどん」「たぬきそば」「たぬきうどん」
と言い換えることが出来るね。
問題は、本来は4種類あるのに、赤いきつねと綠のたぬきの2種類しかないところにある。
これは不思議ではないのか?
そして、赤いきつねは、そばではなく、うどんであり
綠のたぬきは、うどんではなく、そばである。
そう決まっているのだ。
そして、誰も疑わない。何故だ?
ブログ主の浅い知識に基づくと
関西では
「きつねうどん」はあっても「きつねそば」はない。
「たぬきそば」はあるが「たぬきうどん」は存在しない。
関西で「きつね」と言えば「うどん」を意味する。つまり「きつねうどん」とオーダーする必要はなく、一言「きつね」と言えば、うどんが出てくる。関東人には「けつね」に聞こえるかも知れないが。
極論すれば、関西には「きつねうどん」という言葉はなく、単に「けつね」なのである。
他方「たぬき」と言えば「そば」を意味する。
同じく、単に「たぬき」とオーダーすれば、そばが出てくる。「たぬきそば」という言葉はないと言って良い。
関東は4種類だったが、関西は2種類なのである。
そして、その2種類は「赤いきつね=うどん」と「綠のたぬき=そば」に合致している。これは偶然か、意図的か?
ここで読者諸氏にアピールしたいのは、そもそも関東と関西では、用語と意味するモノが違う。ということである。
関西の「きつねうどん」の具は「油揚げ」である。関東と同じだ。
関西の「たぬきそば」の具も「油揚げ」である。関東とは異なる。
関西では「きつね」も「たぬき」も、具は「油揚げ」なのである。
では、関西には具に「天かす」を入れた「うどん」や「そば」は存在しないのか。そんなことはない。
ここで関西文化に触れておく必要があるだろう。
偏見に満ちた言葉で言わせて貰うと、関西人はケチくさい。
街中の商店では、絶対に値切るし、デパートでも値切る。
ましてや、天ぷらを揚げた時にできたクズに過ぎない「天かす」に、わざわざ金を払うなんて頭の片隅にもない。あり得ない話だ。
つまり「天かすは只」が関西人の常識なのである。
だから、関西のうどん屋、そば屋に行くと、テーブルに「天かす」が置いてあり、ご自由にお食べください。セルフサービスとなっている。
分かりやすく言えば、吉野家の紅ショウガと同じ扱いだ。
例えば、素うどんを頼んでも、テーブルの天かすを只で投入して、関東風の「たぬきうどん」ができあがる。「たぬきそば」も同様だ。
つまり関東流の「たぬきうどん」「たぬきそば」は、関西では商品として成り立たないのである。
だから、関西人が関東に来て、「天かすうどん」が「たぬきうどん」と名乗って、素うどんよりも高い値段を主張しているのに驚く。驚くと共に、天かすなんかにわざわざ金を払う関東人を馬鹿にするのだ。
ブログ主は、この関西流の「きつね=そば」「たぬき=うどん」が、「赤いきつね=うどん」「綠のたぬき=そば」の淵源だと睨んでいる。
ここで一つの疑問がある。
関東のそば屋で「たぬきそば」を注文すると「天かすそば」を意味する。
しかし「綠のたぬき」は「天かすそば」ではない。
「後乗せサクサクのかき揚げ」が入った、立派な「かき揚げそば」である。
そば屋で「かき揚げそば」と言えば、当然「たぬきそば」より値段が高い。「かき揚げそば」の方が高級品だ。
「綠のたぬき」は、高級な「かき揚げそば」なのに、あえて低級の「たぬき」を名乗っている。なぜだ?
これも私見である。
「赤いきつね」と並ぶシリーズ商品として売り出すためには「たぬき」のキャッチコピーは絶対に外せない核だったのだろう。
言ってしまえば、色は何でも良かった。青でも黄色でも、紫でも。一番、赤との対比が目立ち、言葉としてのゴロも良かったのが「綠」だったのだろう。
さらに膨らむ疑問がある。
なぜ「緑のたぬき」は、「天かすうどん」ではなく、「かき揚げうどん」なのだろうか。「たぬき」を名乗るなら、「天かすうどん」で良いではないか。高級品が低級品を名乗る矛盾も解消するし、低コストで作れる。
これもブログ主の勝手な思い込みだが、はやり関西文化が影響しているのではないか。
関西人から見たら「天かすうどん」には「素うどん」の価値しかない。「けつねそば」と並ぶ商品としては、格が違う。比較にならない。
天かす以上の価値がある具を用意しないと、少なくとも関西圏では商売にならない。そこで考えられたのが「サクサク後乗せかき揚げ」なのではないか。
大きさも厚みも、油揚げと同等のモノを作り上げた。油揚げにしっかり味が付いているのに対して、かき揚げを、後乗せサクサクにしたのは、大発明だと言えよう。
おぼろげな記憶だが、最初は「後乗せ」ではなかったので、サクサク感がなかったのを改良したのではないかな。
さてさて、さてさて。
なぜ、ここまで「赤いきつね」と「綠のたぬき」に拘ってきたのかというと、西友で「紺のきつね」を発見したからである。
「紺のきつね」の正体は、具として油揚げが入ったそばである。関東風に言えば
「きつねそば」そのものである。関東では、当たり前に存在する普通の食べ物である。
しかし、これは、関西文化の
「けつねはうどんである」を真っ向から否定している。
関西では、そばに油揚げの具を乗せたら、それは
紛れもなく「たぬき」である。
「たぬきそば」という言葉が存在しないくらいに当然のことである。そばをけつねと呼ぶことなどありえない。
今までの検証で、「赤いきつね」と「綠のたぬき」は関西文化を尊重したところに成り立っていることを論証してきたつもりだ。
それが、ここに来て、いきなり関西文化に喧嘩を売ったのだ。なぜだろう。
会社に寄せられた販売希望が多かったのか。
会社の食品開発部の気まぐれか。
きつねが「コン」と啼く駄洒落に過ぎないのか。
開発部に関西文化を理解しない新人が入って開発し、会社のチェック機能をすり抜けて商品になってしまったのか。
いずれにしろ、「紺のきつね」は関西地方では、受け入れられないとブログ主は予想する。もしかしたら、この商品は、関東限定で、関西圏では販売しないのかもしれない。
(了)
#男系天皇論 と #Y染色体
結論。
#Y染色体 より、#X染色体 の方が優位であり、#男系天皇論 は、永続可能性が否定される。
最近のNHKの科学番組で習ったこと。
みんな知ってるかな?
WIKI先生より引用
ダーウィンは自然選択によって、生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じると主張した。そしてこの過程を生存競争、適者生存(第5版以降)などのフレーズを用いて説明した。
自然選択とは、
(2)その一部は親から子に伝えられ
(3)環境収容力が繁殖力よりも小さいため生まれた子の一部しか生存・繁殖できない。
性質の違いに応じて次世代に子を残す平均的能力に差が生じるので、有利な個体が持つ性質が維持・拡散するというメカニズムである。
彼は全ての生物は一種あるいはほんの数種の祖先的な生物から分岐して誕生したのだと述べている。
詳しく知りたい人は、WIKI先生参照 ⇓
生物は、親と子で似ているが、少し違う。子同士も少し違う。
その中で、環境適用能力に長けたモノが生き残り繁栄する。
その生き残りがホモサピエンス=人類である。
世界的に有名な某宗教では、人類は、神さまが作られたアダムとイブの子孫なのですから、ダーウィンと種の起源は、コペルニクスと地動説と同じように迫害されたでしょうね。
ところで、人間の遺伝子の中には、男女(性別)を決める染色体があって、2本が対になっている。
XXとYXの2パターンが原則で、XXなら女性、YXなら男性。って一応の常識として前提とするよ。
染色体は親から子へ遺伝として引き継がれる。その際、100%完全な形で引き継がれるとは限らず、一部が傷つくことがある。傷ついた部分は修復できず、孫には遺伝しない。
父のYXのどちらかが傷ついて子に遺伝したとしよう。
①Xが傷ついてxになる場合と、②Yが傷ついてyになる場合がある。どちらの割合が大きいのか、優位な差があるのか、よくわからない。
①母から傷ついてないX染色体を、父から傷ついたx染色体を遺伝すると、Xxの組み合わせになり女の子が生まれる。その子は傷ついていないXを持っているので、子どもにXを遺伝させることが出来、Xは正常を保ったまま子孫に受け継がれる。
(母が、傷ついたxを遺伝で獲得してxXとして生まれた場合も同様だ。つまり、女性は強い)
②他方Yが傷ついてyになってしまった場合、母のXと父のyを遺伝した男の子は、Xyを持つ。母は、正常なYを持ってないから、子に受け継がれるのは傷ついたyだ。正常はYを遺伝させることは出来ない。
そのyが子孫代々修復されることなく、遺伝していく。
長いホモサピエンスの歴史の中、このY染色体の傷付きは、何万回か、何千万回か発生し、Yはドンドン傷つき、傷ついたまま遺伝し続ける。つまり傷を溜め込んでいる。ダメージを溜め込んでいる。
今、y染色体の大きさは、Xの半分くらいに小さくなっている。
今後、何千年か、何万年か、何十万年かすると、y染色体がなくなってしまい、X染色体だけになる時は確実に訪れる。
その場合に、女性だけの世界になるのか?
女性だけの世界になったら、子孫が残せないから、人類は滅亡するのか?
だれにも分からない。
ダーウィンによると、生物は、環境に応じて進化する。
y染色体の働きが弱まったときに、今まで姓決定に無関係だった染色体が、性決定能力を持つように進化するかも知れない。そうなれば、男性は生き残る。
あるいは、女性だけで子を産めるように進化するかも知れない(魚類や両生類には、カップリングしないで、一匹で妊娠出産できる種がある)。結果、女性だけの社会になるか。男の子も産めるようになるか?
本当に滅亡するかも知れない。
どういう未来になるか、ダーウィンにも分からないだろう。
ということで、y染色体は、大きさにおいて、すでに半分にまで弱まっている。これから先、y染色体の大きさが復活することはありえず、逆に徐々に小さくなっていく。
遠い未来、Y染色体が消滅する日が来る。
確実に来る。
その日まで天皇家が万世一系として永続していたとしても、男系皇族が居なくなる日が必ず訪れる。
男系天皇論は、超長期的スパンで見たときには、科学的に崩壊している。
「その日」が来るまで、天皇家が存続しているとも思えないので、現実問題としては、科学的否定を持ち出さなくても良いだろう。
確認しておくべきは、科学的には、Y染色体は、先祖代々、歴史を重ねる度に傷つき、弱まっている。これは否定しがたい事実である。
弱まり続ける染色体に依拠する男系天皇論は、科学的には、優れているとは言いがたい。
この結論にブログ主は少なからず感銘を受けた。感動した。と言っても良いかもしれない。
理解困難な事態に混乱した。というのが正解かも知れない。
その理由は、こうだ。
昔の、例えば平安貴族や、徳川家康などは、X染色体も、Y染色体も知らなかったはずだ。
にも関わらず、男系を尊重した。
彼らは、科学的に知らなかったけれども、偶然にも、Y染色体は、父、祖父、曾祖父・・・何十代遡っても同じだ(傷つき方の違いはあるが)。そして、息子、孫、・・・何代先の未来の男の子孫も、同じY染色体を持っている。
つまり、男系相続で、遺伝子の内、Y染色体の万世一系は保たれることが、科学的に保証されているのだ。
浮気しない限りは。
それは、現代科学が証明しているが、昔は分からなかったのに、過去人は、それを選択した。
逆に、母系相続だと、女の子は、母親のXX染色体のどちらか片方を遺伝で獲得する。その獲得したX染色体が、母親の母から遺伝したモノか、母親の父から遺伝したモノかは、偶然のナセル技。
母系相続の場合、娘は、母と父から、それぞれ1本のX染色体を引き継ぐ。
母から引き継いだX染色体が、祖母由来なのか、祖父由来なのか、確率は50%。もう1代遡れば25%。1代毎に半減していく。
その娘は2本のX染色体を有している。1本は母由来。もう1本は父由来である。その娘に、女の子が生まれたとき、女の子に、2本の内、1本のX染色体を引き継がせる。それが、母由来か、父由来かの確率は50%。孫になると25%。1代毎に半減する。
つまり、X遺伝子の万世一系は、まったく保証外、論外なのである。
偶然であるにしても、男系相続でもって、遺伝子レベルでの万世一系を保つことに決定した先人は偉大だと言えよう。
ところが、これは、我が国特有の文化ではなく、世界的に見て、ほぼ全域と言って良いほど、普遍的な文化である。不思議だなあ。
動物界を見てみようか。
浅学ながら、3パターンに分けてみた。
その1
オスがメスにアプローチして、メスがオスを選ぶ権利があるパターン。
鳥や魚に見られる現象である。
オス鳥は、綺麗な羽根を見せつけたり、身体を大きく見せたり、いろいろな努力でメスの気を惹き、気に入って貰えたら、交尾することが出来る。
オス魚は、メスに寄り添うように泳ぎアプローチし、ある種は産卵場所を作ってメスを惹き付け、メスに気に入られると、同時に産卵と射精をして、オスの子孫を残す(選ばれていないのに、同じタイミングで射精するちゃっかりしたオスもいるが、ここでは無視)。
人間の場合にも、男性が女性にアプローチして女性がOKしないとセックスできない。このパターンに分類されるのか。
ただ、それは人間の倫理観に基づくモノに過ぎず、倫理観をなくせば、力の強い男性は女性を強姦して子孫を残すことが可能である。ここに分類するのには躊躇を覚える。
その2
オス同士がメスを争い、争いに勝ったオスがメスと交尾できるパターン
虫の世界にもいるし、ヘラジカなども同じであろう。
この場合、メスが拒否権を持っているかは良く分からない。が、テレビの科学番組などでは、大抵、勝ったオスがメスをゲットしている。
このパターンの究極系が、ゾウアザラシのようにハーレムを作る種族だろう。
その3
子殺しパターン
通常は、オスとメスが問題なく交尾して子を産むのだが、別のオスが、その子を殺してメスに子を産ませる。
子育て中のメスは発情しないので、その子を殺して発情させ、交尾しようという残酷無非な行為である。そのオスを受け入れ交尾してしまうメスも、また、悲しい存在である。
ライオンやシロクマに見られる。
ライオンの場合、コロニーを作り家族で生活しているが、ボスである雄ライオンが、コロニー外から戦いを挑んできた若いオスに破れ、ボスが交代したときなどに、子殺しが見られるという。
シロクマは、交尾したら、オスはさようならしてしまい、メスが単独で子育てをする。オスが守っていないから危険だ。シロクマのオスは、メスの2倍ほどの大きさがあるから、メスは子どもを守り切れず子がオスに殺されてしまうことがある。子殺しをしたオスは、メスの発情を待って交尾する。
オスの半分と言っても、メスでもシロクマは自然界では王者だ。食物連鎖の頂点にいる。最大にして唯一の天敵が、同じシロクマのオスなのだ。
さて、動物界を3パターンに分類して、検討してみたが、男系優勢、または、X染色体優位という結論に結びつくようなヒントは、頭の悪いブログ主には見つけられなかった。
賢い読者の皆さん。お気づきの点がありましたら、コメント蘭からご教示願います。
誰が核ボタンを持つか。からの・・・核ボタンは本物か?
有本香は、バイデンみたいな耄碌ジジイに核ボタンを持たせちゃイケない。と言っているよ。
ボクは、トランプみたいなジャイアンに核ボタンを持たせる方が、よほど危険だと思うけどね。
バイデンが受け継ぐ核ボタンは本物なのか?